2018/10/3 – 10/6 小川キリスト教会

 

【2018年10月 福音伝道教団/小川キリスト教会】

福音伝道教団小川キリスト教会は、東武東上線小川駅徒歩5分にある教会です。

埼玉県比企郡小川町は、埼玉県のほぼ中央部。かつて江戸幕府に献上していた手すき和紙「細川紙」がユネスコの無形文化遺産に指定された町として知られています。池袋から日帰りでアクセスできることから、比企丘陵の里山と歴史を感じる街歩きなど近場の観光地としても人気の町です。

以前(2016年)その小川町の「埼玉伝統工芸会館」でちぎり絵展を開いた際に、この小川キリスト教会の信徒の皆さんがこぞってご来場下さいました。

「あの展示会を見た時から、和紙の町にある教会だからこそ、一度はちぎり絵展を開きたいと思っていました。」という山口翼牧師ご夫妻(当時)と教会の皆さんに大いに励まされ、楽しく準備しました。

 

展示会場は、普段礼拝に使っている会堂の椅子を片付けて設営しました。和紙ちぎり絵はとても光源に弱く退色しやすいので、強い照明や直射日光を避けなければなりませんが、会堂の状況にあわせ、教会の方々と知恵を絞りながら展示を工夫して設営することは本当に楽しい作業です。

 

会場の隅にしつらえたテーブルで何度かワークショップを行いましたが、一度そこに参加した子供たちが放課後になると連日やって来ては、自由な制作を楽しんでいました。

ワークショップの机は、時々セルフサービスの喫茶コーナーにもなりました。
教会ははじめて来たという方々と信徒のスタッフが、ちょっとしたお菓子を囲んで「あそこのランチは安くてい美味しい」とか「今の時期の庭木の手入れはこうすりゃいいんだ」などと、おしゃべりがはずむ様子は本当にうれしかったです。

そのようなひとときを生み出すことこそが私の願いだからです。

なお、現在 福音伝道教団小川キリスト教会の牧師は、赤松勇二師が務めておられます。

 

 

2018/9/6 国立代々木オリンピックセンター

【2018年7月 国立代々木オリンピックセンター記念ホールロビー】

国際理解と文化交流を目的として設立された「NPOちきゅう市民クラブ」主催のイベントに招かれ、代々木オリンピック記念センターカルチャー棟ロビーを会場に作品展示とワークショップをさせていただきました。

大ホールのステージでは福祉団体や都内の特別養護学校の生徒さんの音楽演奏などの発表がなされ、その出演者の方々も立ち寄って作品をご鑑賞下さっていました。

シックな色の展示パネルで設営した会場はとても広々とした空間で、一日限りの展示が惜しまれる素晴らしい環境でした。

展示会場のワークショップに飛び入りで次々ご参加下さった皆様、盛り上げて下さってとてもうれしかったです。ありがとうございました。

2018/2/14 – 2/21 銀座教文館エインカレム展

【2017年2月 銀座教文館エインカレム展】

いのちのことば社から、「日めくりカレンダー片隅の花でも」が刊行され、販売をお取り扱いいただいている銀座教文館書店様のお招きで、4階にあるギャラリー・エインカレムで和紙ちぎり絵展が実現しました。

 

日めくりカレンダー31日分の原画とともに、作品ごとに添えた短文と聖書の言葉をそのままキャプションとして展示しました。

原画はすべて、いのちのことば社「月刊mannaマナ」の表紙に用いていただいたものですが、普段お目にかかるかかることのない読者の方々や、長年ファンでいて下さる方のご来場に深く励まされました。

 

ある日、背広姿の男性がある作品の前にしばらく佇んでおられ、原画に添えられた「私たちの国籍は天にあります」という聖書の言葉がいたく心に沁みたと言って下さいました。大切なご家族を最近見送ったばかりとのことでした。。

 

会場に設けた小テーブルでちぎり絵のワークショップを開催。まだまだお教えするのに不慣れな私を明るく勇気づけ励まして下さったお客様たち、本当にありがとうございました。

 

日めくりカレンダー「片隅の花でも」は、いのちのことば社フォレストブックスより好評発売中です(1,320円+税)。

2018/1月 – 3月 韓国平昌冬季オリンピック記念展

 

【2018年1月~3月 平昌冬季五輪記念行事/日中韓おりがみの世界展 於:韓国平昌市歴史博物館ほか】

前年の秋、おりがみ会館で個展開催中に社主の小林館長から突然お話をいただき、急遽作品を参加させていただきました。

 

中国で生まれた漉き紙の技法が韓国に伝わり、さらに海を渡って日本で独自の発展を遂げたのが和紙。その和紙を用いた新しいイラストレーションを自由に制作して出展をと励まされ、オリンピック種目にちなんだ作品を制作しました。

 

会場は平昌市の歴史的寺院に併設された歴史博物館のギャラリー。
五輪選手はもちろん、観光客や地元の方々がもたくさんご来場されたとのこと。
(写真の剃髪の人物は博物館の館長婦人です。)

 

五輪閉幕後には水原市に会場を移し、作品群はさらに一か月ほど展示され春が来る頃ようやく長旅から戻ってきました。