ちぎり絵カレンダー余話

自主制作「和紙ちぎり絵カレンダー2022年版」10月より発売です。
詳しくは「森住ゆきちぎり絵工房」にてお知らせしています。
ささやかなクリスマスプレゼントに、御年賀にどうぞご活用下さい。

ここでは、そのカレンダー制作のきっかけについて少し書いてみます。それは2010年に「教会でちぎり絵展」というビジョンが与えられた事でした。ところが実際に算段してみると、いやいやこれが大変で。見返りを求めず、教会会計に大きな負担をかけず、私自身が自滅せずに活動を持続するにはどうしたもんか…とぐるぐる模索する中でたどり着いたのが、「活動資金のためカレンダーを自力で作る!」という冒険でした。昔グラフィックデザイナーだったので多少心得があったことと、デジタル技術の進歩で印刷費が辛うじて手の届く範囲になったことが追い風になりました。

はじめての制作は2016年、出身教会のJECA前橋教会が招いて下さったちぎり絵展の時でした。それは個展というより、あくまでキリスト教会の中を見てもらう手段としての催し(オープンチャーチ)ですから、もちろん入場料はいただきません。どなたでも、期間中何度でも教会に来て、ちぎり絵を自由にご覧下いただきたい。でも、もし、もし、よろしければ、作家を応援して下さればうれしいです…と、おっかなびっくりちぎり絵展の会場に置いたカレンダーでした。

始まってみると、教会の方だけでなく、その日教会に初めて来たという方々も喜んでお買い上げ下さる様子を目撃して本当に励まされました。そして、次の展示活動に踏み出せる資金が何とか与えられ、その後の都内での展示活動につながり、やがてキリスト教書店さんにも置いて頂けるようになりました。

今は、当初から私のちぎり絵制作を支えて下さっている所属教会はじめ、かつて教会ちぎり絵展を開いて下さった皆さんが、毎年クリスマスプレゼントなどに用いて下さっています。

昨年来コロナのため予定していた教会ちぎり絵展はすべて順延となっています。でも再び原画を生で見て頂けるその日のために、今は心を込めて制作を続けています。

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