【2013年9月 お茶の水クリスチャンセンター「T ギャラリー」】
お茶の水クリスチャンセンター5階に、都心としては最大級の広さを持つ「T(ティー)ギャラリー」がありました。
詩画作家の星野富弘氏や版画家の渡辺禎雄氏、写真家の小林恵氏など、錚々たる方々が展示会を開催されておられた会場でした。
思いがけず運営主体のいのちのことば社様が背中を押して下さったことから、私にとっては初めて、都内での展示会をさせていただきました。
私は原画を売らない作家なので、展示会を開くことは経済的にとても大変なのですが、今後の私の活動を広げてゆく一歩になればと一大決心で挑戦しました。
広い会場を著名なスクリプト作家の松田圭子氏とシェアして開催しましたが、松田氏は作品展示に関して豊かな経験をお持ちの方で、未熟な私は大変勉強になりました。
この展示会で私は、ちぎり絵作品に込めた神様への感謝や聖書から与えられた恵みを、自分の言葉にして作品に添えて展示する形をはじめて試みました。
せっかく来場して下さった方々に、何とかして、福音のかけらでもよいから持ち帰って欲しいと願ったからです。
すると作品に添えた言葉を携帯で撮ったり、メモしたりする方が何人も現れました。
ちぎり絵の原画展はこのようなことが可能なのだ!と改めて気づき大いに励まされました。
今振り返るとこの展示会は、後の日の地域教会のちぎり絵展への確かな布石となっており、素晴らしい場所で機会を与えて下さった神さまと、長い間応援して下さった多くの方々に本当に感謝しています。