2017/9/23 フォローアップ集会とワークショップ

 

【2017年9月 JECA前橋キリスト教会 フォローアップ集会】

2016年秋に開催したJECA前橋キリスト教会ちぎり絵展の一年後、「もう一度教会でお会いしましょう/ちぎり絵制作をめぐるお話とワークショップ」と題して、ちぎり絵原画のミニ展示会と作者との交流の場を設けていただきました。

 

信徒のお友達やご家族、近隣の方々が再び教会に足を運んで下さったことに深く感謝しつつ、私が信仰を持つまでの経緯や制作のお話をスライドを交えてお話しさせていただきました。

 

午後のお茶を囲んだあとは、1時間ほどのワークショップでオリジナルのクリスマスカード作りを楽しんでいただきました。

2016/12/15 – 1/11 銀座教会東京福音会ギャラリー

【2017年12月 銀座教会東京福音会ギャラリー】

東京都中央区銀座4丁目にある日本基督教団銀座教会を母体とする「東京福音会センター」には、数寄屋橋交差点に面した大通りからスッと入れるギャラリーがあります。

 

そのギャラリーで毎年恒例となっている「クリスマスアート展」に作品を掲げさせていただきました。

 

錚々たる作家先生の作品が並ぶ中、本当に小さな作品を並べさせていただきましたが、カレンダーや絵葉書も販売して下さり本当にありがとうございました。
東京福音会ギャラリーでは、2017年イースターアート展、2018年クリスマスアート展のイベントにも参加させていただきました。

2016/11/1 – 11/13 埼玉伝統工芸会館ギャラリー

【2016年11月 埼玉伝統工芸会館ギャラリー】

私の住む埼玉県で古くから作られている手すき和紙「細川紙」の製造技術は2014年、島根県「石川半紙」、岐阜県「本美濃紙」とともにユネスコの世界無形文化遺産に指定されました。

 

埼玉県比企郡小川町にある一般財団法人埼玉伝統工芸会館は、ユネスコの世界無形文化遺産に指定された手すき技術の保存と和紙文化振興のため、手すき工房や大小展示室、集会室等を備えた大規模施設です。

小川町は私の住まいから車で1時間足らず。私の好きな美しい染め和紙を取り扱う和紙問屋さんによく訪れていたこともあり個展開催を決めました。

 

世界遺産に指定された和紙産地だけに和紙の知識が豊富なご来場者が多く、深い関心と興味もってじっくり見て頂けました。

事前に周辺の町々にあるいくつかの教会の皆さんにお声がけしたことで、教派を越えていろいろな方々との交流も生まれました。

 

この展示会が、やがて地元比企郡小川町にある「福音伝道教団小川キリスト教会」のちぎり絵展につながってゆきました。

2016/9/19 – 9/23 JECA前橋キリスト教会展

 

 

【2016年9月 JECA前橋キリスト教会 秋の特別伝道集会】

私の母教会JECA前橋キリスト教会が、秋の特別伝道行事として「森住ゆき和紙ちぎり絵展」をお招き下さいました。

前橋教会は1990年に新会堂竣工記念行事として教会員でもある星野富弘氏の詩画展開催の経験を持ち、多くの皆さんが背中を押してくださいました。

 

教会員の皆さんのお力で、日曜の礼拝を終えた後、集会ホールに一気にパネル設営して作品を搬入。

月曜日から金曜日の夕方まで5日間の会期で展示しました。
私は、会場に常駐してギャラリーツアーや、スライドショーに取り組ませていただきました。

 

来場者の皆さんは、絵を見て、喫茶スペースでお茶を飲んで、また絵を見てと、とてもくつろいだ感じのご様子がうれしかったです。

 

会期が数日間あるので先方の都合に合わせられる、と言ってご家族、友人、職場の方たち、といろいろな方を日替わりでご案内して何度もリピート来場される信徒の方も多くて感激しました。

 

教会に開催費等の経済的負担を多くかけないようにするため、この年からオリジナルカレンダーを自主制作して会場で販売を始めました。

2013/9/16 – 9/21 OCCビル Tギャラリー

【2013年9月 お茶の水クリスチャンセンター「T ギャラリー」】

お茶の水クリスチャンセンター5階に、都心としては最大級の広さを持つ「T(ティー)ギャラリー」がありました。

 

詩画作家の星野富弘氏や版画家の渡辺禎雄氏、写真家の小林恵氏など、錚々たる方々が展示会を開催されておられた会場でした。
思いがけず運営主体のいのちのことば社様が背中を押して下さったことから、私にとっては初めて、都内での展示会をさせていただきました。

 

私は原画を売らない作家なので、展示会を開くことは経済的にとても大変なのですが、今後の私の活動を広げてゆく一歩になればと一大決心で挑戦しました。
広い会場を著名なスクリプト作家の松田圭子氏とシェアして開催しましたが、松田氏は作品展示に関して豊かな経験をお持ちの方で、未熟な私は大変勉強になりました。

 

この展示会で私は、ちぎり絵作品に込めた神様への感謝や聖書から与えられた恵みを、自分の言葉にして作品に添えて展示する形をはじめて試みました。
せっかく来場して下さった方々に、何とかして、福音のかけらでもよいから持ち帰って欲しいと願ったからです。

 

すると作品に添えた言葉を携帯で撮ったり、メモしたりする方が何人も現れました。
ちぎり絵の原画展はこのようなことが可能なのだ!と改めて気づき大いに励まされました。

 

今振り返るとこの展示会は、後の日の地域教会のちぎり絵展への確かな布石となっており、素晴らしい場所で機会を与えて下さった神さまと、長い間応援して下さった多くの方々に本当に感謝しています。

2010/10/20 – 10/24 ギャラリー門 kado

 

【2010年10月 足袋蔵ギャラリー門 kado】

埼玉県行田市「ギャラリー門 kado」で、久しく遠ざかっていた原画展示を25年ぶりに再開しました。

私は行田市内の教会に通うクリスチャンですが、その教会は知的障碍をお持ちの方のために福祉作業所NPO「行田のぞみ園」を立ち上げていました。
園の働きに少し関わっていた私は「行田のぞみ園」が生み出す、とても美味しくて質の高い焼き菓子(クッキーやパウンドケーキ)をもっと広く市民の皆さんに知っていただくために、ちぎり絵展開催を通して応援をと思いました。

 

教会の牧師(NPOの創設者でもある)と信徒のみなさん、そして行田のぞみ園と保護者の皆さんに多くの力を貸していただき、ちぎり絵展が実現しました。
展示会は、近くの公園を会場に開催される行田市主催の「健康福祉祭り」のイベントの日程に合わせて開催したので、福祉関係者はじめ一般のお客様が大勢来て下さってうれしかったです。

 

行田市はかつて日本一の和装足袋の産地として栄えた城下町で、市内には足袋の保管庫としての「足袋蔵」が文化財として多く残っていて「ギャラリー門 kado」もその一つです。
行田市の初代市長の邸宅敷地に建つ蔵を、地元の大学でも教える建築家の方が改築を手掛けた美しいギャラリーです。

 

この時の告知ハガキに使われている小鳥の巣の中のクッキーやパウンドケーキは、行田のぞみ園の製品そのものを写実的にちぎり絵にしました。
和紙の質感と、クッキーの質感が不思議なくらいにマッチして美味しそうな作品になったと思います。

 

「のぞみ抱きともに歩む」と題したこの作品は、その後「行田のぞみ園」の施設案内パンフレットにも使って頂いています。